アシ 葦 イネ科ヨシ属 多年草 温帯から熱帯にかけての湿地帯に分布する 主として河川の下流域から汽水域上部、干潟の陸側に広大な茂みを作る。水流の少ないところに育ち多数の茎が水中に並び立つことから根元には泥が溜まりやすい 地下茎は一年に5mも伸びることがある 茎は2~5mの高さになる 葉は茎から直接伸びて長さ20~50㎝、幅2~3㎝で細長い 花は暗紫色の長さ20~50㎝の円錐花序に密集している 【アシ】が【悪し】を連想させ、縁起が悪いとして【ヨシ】が標準和名となっている
茎は軽くて丈夫な棒として活用されている 葦簀:すだれ 茅葺き:民家の屋根の葺き替え たいまつ:松の木の芯とヨシを束ねたもの
左:アシ(ヨシ) 中:オギ 右:ススキ
左:アシ(ヨシ) 中:オギ 右:ススキ 芒(ノギ)がある