クチナソ 梔子 アカネ科クチナシ属 常緑低木 中国、台湾、インドシナ半島に広く分布 日本では本州の静岡県以西、四国、九州、南西諸島の森林に自生する 樹高は、1~3㍍程 葉は対性 葉腋から短い柄を出し、一個ずつ花を咲かせる
花弁は基部が筒状で、先は大きく6弁に分かれる 開花当初は白色だが、徐々に黄色に変わっていく 花には強い芳香がある
果実が熟しても割れないことから【口無し】という名の由来説あり 乾燥果実は、生薬・漢方薬や着色料の原料となる 囲碁、将棋盤の足はクチナシを象っていて、第三者は口出し無用という意味がこめられている