ヒメフウロ 姫風露 フウロウ科フウロ属 アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどの北半球の温帯域に分布 日本では伊吹山、鈴鹿山脈北部、養老山地北部、四国剣山の一部のみの分布 山地帯の日当たりのよい石灰岩地質の生える 観賞用のものが北海道と本州で帰化している 山野草として苗が販売されている 花径は15㎜ほど、桃色の花弁が5枚 花弁には2本の濃色の筋がある 雄しべの葯は赤い
萼片には開出毛と腺毛がある 萼片の先端は芒になる
茎の高さは20~60㎝ほど 葉は互生し、長さ3㎝、幅5㎝で深く3裂する 全草に特有の臭気があり、塩を焼いた時のようなので、別名【シオヤキソウ】といわれている
果実は2㎝ほどの嘴状 萼の中に分果が5個あり、裂片が巻き上がり分果を飛ばす
ヒメフウロとイモカタバミ