ヒメフウロ 姫風露 フウロウ科フウロ属

アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどの北半球の温帯域に分布
日本では伊吹山、鈴鹿山脈北部、養老山地北部、四国剣山の一部のみの分布
山地帯の日当たりのよい石灰岩地質の生える
観賞用のものが北海道と本州で帰化している
山野草として苗が販売されている
花径は15㎜ほど、桃色の花弁が5枚
花弁には2本の濃色の筋がある
雄しべの葯は赤い


萼片には開出毛と腺毛がある
萼片の先端は芒になる

茎の高さは20~60㎝ほど
葉は互生し、長さ3㎝、幅5㎝で深く3裂する
全草に特有の臭気があり、塩を焼いた時のようなので、別名【シオヤキソウ】といわれている

果実は2㎝ほどの嘴状
萼の中に分果が5個あり、裂片が巻き上がり分果を飛ばす

2021年5月
2021年5月
2021年5月
2021年5月

ヒメフウロとイモカタバミ