ヒレハリソウ 鰭玻璃草 ムラサキ科ヒレハリソウ属 ヨーロッパから西アジア、シベリア北部原産の帰化植物 やや湿り気のある土壌を好み丈夫でどんな環境でも育ちやすい 明治時代に導入され食用、薬用に栽培されたが、野生化して道端などで見かける ヨーロッパでは古くから根や葉を抗炎症薬などに用いた 一時期健康食品としてブームになったが肝臓への害が指摘されている 英名のコンフリーの名で知られている
全体に荒い毛が多い 茎に翼がある 葉は卵形披針状で下部の葉は大きく葉柄があるが上葉には葉柄が無くなって茎に流れて翼になる 花茎には翼がありヒレハリ(鰭玻璃)の名の由来になっている
花は長さ2㎝ほどで雄しべが5本ある
茎はよく分枝して高さ50~80㎝ほどになる
花は筒状で先端は5裂し、中間で狭まって白いベルトをまいたようになっている