ヘビイチゴ 蛇苺 バラ科キジムシロ属 多年草

アジア南東部と日本全土に分布
畦道や野原などの湿ったところに生える
花径は葯1.5㎝ 
名の由来:実が食用にならず蛇が食べるイチゴ。蛇がいそうな所に生育する。イチゴを食べに来る小動物を蛇が狙う。等諸説有り

副萼片は萼片より大きく、先は3裂する
ヘビイチゴの花は、多数の雄しべと多数の雌しべでできています。1個の雌しべが1個の果実となるので、1つの花には、多数の果実ができることになります。

茎は地をはい 節から根を出して増える
葉は3小葉からなる

果実(偽果)は直径 1.2~1.5㎝
種子のように見えるつぶつぶが果実(そう果)であり、したがって果実のように見えるものは、「果実のようで果実でない」。すなわち、多数の雌しべをくっつけている部分を花床(かしょう)といいますが、この花床が大きく発達して果実のようになっている
毒はないが、甘みも無い。