マユミ 真弓 ニシキギ科ニシキギ属 雌雄異株

北海道~九州の丘陵から山地の林縁に生える落葉小高木
雌雄異株だが雄株、雌株とも花序や花の形は同じ 雌株だけでも実がつく
花は薄い緑色で花弁は4個 集散花序を形成する

材質が強い上によくしなる為、弓の材料として使われたのが、名前の由来 印鑑や櫛材にも利用される
別字:壇、壇弓 別名:山錦木(ヤマニシキギ)

葉は対生縁に細かい鋸歯がある 秋には紅葉する

種子で成長した成木は、雄株が多いらしいので、秋に実がなるかどうか?

果実は淡い紅色に熟し4つに割れて、赤色の種子を吊り下げる
果実は昼間開いて夜には閉じる

種子に含まれる脂肪油には薬理作用の成分が含まれており、吐き気や下痢、筋肉の麻痺を引き起こすため種子は食べてはならない
実が遅くまで残るので秋と冬にはヒヨドリやメジロが食べに来る